2022年10月1日に79歳で亡くなった国民的プロレスラーで“燃える闘魂”アントニオ猪木さんが1日、命日を迎えた。

 4回忌となったこの日を前に横浜市鶴見区の総持寺の墓所には、猪木さんが開催した1994年4月の北朝鮮でのプロレス大会が縁で結婚し猪木さんへの感謝を思い続けている佐々木健介、北斗晶夫妻らからの供花が供えられた。

 猪木さんの肖像権などを管理する猪木元気工場(IGF)は、猪木さんの功績を語り継ぐ「アントニオ猪木展」を全国各地で展開しているが年内は今月4日から13日まで熊本・鶴屋百貨店、11月19日から12月1日まで北海道の大丸札幌店で開催する。

 前日の9月30日に墓所で供花したIGFの宇田川強取締役は、来年2026年が1976年6月26日に日本武道館で猪木さんとムハマド・アリの格闘技世界一決定戦から50年を迎えることから「偉大なアリ戦をたたえる写真展などを考えています」と明かし、記念の6・26当日には「何かイベントをやりたいと考えています」と明かした。

 さらに来年が猪木さんの弟子である藤波辰爾がデビュー55周年。佐山サトルがデビュー50年、初代タイガーマスクが誕生から45周年を迎えることから「猪木会長と共に偉大な弟子の方々の功績をたたえる大プロレス博を行うなど記念の1年にしたいですね」と掲げていた。

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