バスケットボールB1リーグが3日、開幕する。スポーツ報知では、京都ハンナリーズの村上萌菜トップチーム広報マネジャーによるコラム「マンスリーハンナリーズ」をスタート。
スポーツ報知読者の皆様、はじめまして。京都ハンナリーズ広報部の村上です。このコラムを通じ、京都ハンナリーズやバスケットボールの魅力を余すことなく、お伝えできればと思います。どうぞよろしくお願いします。
京都の街は今、サッカーJ1京都サンガの目覚ましい活躍に盛り上がっています。弊社は京都サンガのスポンサーをしていることもあり、社内でもサッカーの話題が尽きません。同時に、私たちもスポーツの力で更に京都を盛り上げたい! 熱狂を生み出したい! と開幕へ心を燃やしています。
京都ハンナリーズは今季より、新たに伊佐勉ヘッドコーチ(HC、55)を招へい。昨季は西地区3位で、あと一歩のところで逃したチャンピオンシップ出場、そしてクラブ初のリーグ優勝を目指し、チームは練習に励む日々です。今夏には数週間、毎日2部練習を行い、新たなチームの基軸づくりを徹底的に行ってきました。両キャプテンの前田悟(28)とチャールズ・ジャクソン(32)をはじめ、日を追うごとに一体感を増しているチームの雰囲気を肌で感じています。
伊佐HCが展開するのは、相手にプレッシャーをかけ続ける強度の高いディフェンスを軸とし、選手全員で戦うスタイル。長いシーズンの中で選手個人のコンディションの波は避けて通ることはできません。しかし、一試合で現在のチーム13人を全て起用するぐらいの京都の「全員バスケ」は、そんな波に左右されない強固なものになると確信しています。特にチームの連動性を感じられるアグレッシブなディフェンスは、ぜひ多くの方に現地での臨場感を味わっていただきたいです。
まもなく開幕。ぜひ会場でチームの魅力を感じていただければうれしいです。読者の皆様とお会いできることを楽しみにしています!(京都ハンナリーズ広報部・村上萌菜)
◆京都ハンナリーズ(KYOTO HANNARYZ) 2008年7月創設。クラブ名は京ことば「はんなり」(華やかで上品さと気品も兼ね備えているさま)から命名された。チームカラーは花浅葱色(はなあさぎいろ、鮮やかな青緑色)。ホームタウンは京都府下26市町村。ホームアリーナは京都市体育館。