◆JERA セ・リーグ 巨人5―2中日(1日・東京ドーム)

 史上4人目の日米通算200勝を達成した巨人・田中将大投手が、シーズン最終戦終了後に記念セレモニーに出席。同学年の坂本勇人内野手から「名球会ブレザー」を贈呈された。

坂本はブレザーを着せた後、田中将の肩に手を置いて何か声をかけてから、報道陣のカメラに向かって握手をしながら笑顔でツーショットにおさまった。

 セレモニーはまず、田中将の200勝をたどる特別映像から始まり、日米通算200勝の先輩である黒田博樹投手とダルビッシュ有投手からのメッセージ、さらにヤンキースのジャッジ外野手からの言葉も届けられた。

 大勢投手から花束、堀内恒夫氏から「氣」の文字を作る記念球モニュメントの200勝目のボール、阿部慎之助監督からは200勝目の試合球を飾るボールケースが贈られた。

 2人は兵庫・昆陽里(こやのさと)小時代からの幼なじみ。少年野球チームの昆陽里タイガースでは「投手・坂本―捕手・田中将」でバッテリーを組んでいた。坂本は2020年11月8日のヤクルト戦(東京D)で史上2番目、右打者では最年少で通算2000安打を達成し、先に名球会入り。プロ19年目で再び同じユニホームに袖を通し、盟友と「名球会コンビ」となった。

 田中将は今季最終登板だった9月30日の中日戦で6回2失点と力投。本拠地初勝利となる今季3勝目をマークして偉業を成し遂げた。

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