中日・井上一樹監督が来季も続投することが1日、決まった。シーズン最終戦となったこの日の巨人戦終了後、朝田球団本部長が明言した。

 今季が就任1年目だった指揮官は続投かと問われると「はい、そうです」と認めた。一時は、3位に1・5ゲーム差に詰め寄り、13年ぶりのCS(クライマックスシリーズ)出場の可能性も見えたが、9月に失速。19日にCS出場の可能性が消滅したが、3年連続最下位からは脱出した。

 来日1年目のボスラーや移籍2年目の上林がレギュラーに定着し、新人の金丸や石伊が成長を遂げるなど、来季につながる収穫もあった。9月21日の本拠地最終戦セレモニーでは、ファンの前で「来年もみなさんが見に行きたい、感動した、という試合を見せるために、秋、春と鍛錬していきます」とさらなる飛躍を誓った指揮官。就任2年目シーズンへ、14年ぶりのCS進出を目指してタクトを振るう。

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