◆第72回日本テレビ盃・Jpn2(10月1日、船橋競馬場・ダート1800メートル、稍重=1着馬にJBCクラシックの優先出走権)
ダートの強豪10頭が集結したダートグレード競走は、フォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が直線で堂々と抜け出し、貫禄の勝利となった。今春のドバイ・ワールドC(3着)以来の実戦で、これで重賞8勝目。
この後は米G1・ブリーダーズCクラシック(現地時間11月1日、デルマー競馬場・ダート2000メートル)を予定。昨年3着に敗れた大一番での日本勢史上初の快挙へ好発進した。坂井瑠星騎手は当レースを昨年、ウィリアムバローズで勝っており、2年連続の勝利となった。
2番人気のJRAのレヴォントゥレット(岩田望来騎手)が2着。7番人気の地元船橋のホウオウトゥルース(岡村健司騎手)が3着となった。
3番人気のキングズソード(牡6歳、栗東・寺島良厩舎、父シニスターミニスター)は4着。Jpn1・2勝目を飾った昨年の帝王賞の後、左前浅屈腱炎が判明し、今回は1年3か月ぶりの実戦だった。
藤岡佑介騎手(キングズソード=4着)「期待以上に行きっぷりが良く、最後も食らいついて見せ場をつくってくれました。ゴールまで左手前のままだったので、右回りの方がいいのかもしれないですが、このまま無事にいってくれれば楽しみです」
野畑凌騎手(ギガキング=5着)「自分のリズム重視で行きました。相手が強かったですが、馬は前走より良くなっていました。