プロレスリング・ノアは2日、都内で記者会見し10・11両国国技館の全対戦カードを発表した。

 会見でGHCジュニアヘビー級タッグ王者組のドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフと挑戦者組のダガ、小田嶋大樹が登壇し調印式を行った。

 昨年9・14後楽園ホールでデビューした2年目の小田嶋は、待望のタイトル初挑戦。会見で小田嶋は「私自身、初めてのタイトルマッチ。しかも、この両国国技館という大きい舞台。しかも、ずっと尊敬していたダガさんと一緒に挑戦できる。こんなうれしいことはありません。これも応援して下さる皆様、そしてきっかけをくれたダガさん、本当に感謝しております。ダガさん、グラシアス。ここにいる皆様に比べたら、まだまだわずかキャリア1年。劣るところがたくさんあるのは承知です。ですが、今日まで積み重ねてきたレスリング技術やNOAHで学んできたプロレスの技術。そこには自信があります。そして何より自分が誰よりもトップに立ちたいという強い思いを持ってる自信があります」と誓い「僕とダガさんでGHCジュニアタッグ必ずとって、僕がNOAHの未来を必ずお見せいたします。

自分が夢をつかむ瞬間をぜひ見届けてください。よろしくお願いします!」とメッセージを送った。

 9・23後楽園ホール大会でT2000Xを脱退し小田嶋と共闘したダガは「ダイキハノアノミライ」と日本語で明かすと「ここで皆さんが何を目撃するかというと、NOAHの未来の始まり。これを皆さんにお見せするようにします」と宣言した。

 迎え撃つウルフは「間違いなく、この試合はいい試合になると思います。ダガ選手がこうしてまたジュニアに戻ってきたのはすごくうれしく思っていますが、俺たちにしてみたらダガは過去だと思います。そして今回のパートナー、NOAHの未来と言っているけど、俺たちロス・ゴルペアドーレスは現在進行形。俺たちが必ずこのベルトを防衛して、また新たなステージへと上げていきたいと思っています」と宣言。ベインも「ダガ、大樹。まず初めに二人にしっかり伝えておきたいことがあるんだけど、それは俺たちが世界最高のタッグチームだということ。そしてこの二人はこのベルトが欲しいかもしれないけど、そんな簡単にはいかないです。自分たちの方がより強いし、速いし、賢い。

しかも俺たちは兄弟ですから、この絆の強さに二人はかなわないと思います。そしてNOAHの未来と言われている大樹だけど、あなたはルチャリブレの未来ではない。俺たちはルチャリブレの未来です。今回の両国での戦い、俺たちから彼にルチャリブレの世界がどういうものなのかということをしっかりと教えてあげたいと思っています」と通告した。

 ◆10・11両国大会全対戦カード

 ▼GHCヘビー級選手権試合

王者・KENTA VS 挑戦者・マサ北宮

 ▼GHCジュニアヘビー級選手権試合

王者・高橋ヒロム VS 挑戦者・Eita

 ▼スペシャルタッグマッチ

棚橋弘至、清宮海斗 VS 丸藤正道、拳王

 ▼スペシャルシングルマッチ

藤田和之 VS 鈴木みのる

 ▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合

王者組・ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ VS 挑戦者組・ダガ、小田嶋大樹

 ▼タッグマッチ

杉浦貴、シュン・スカイウォーカー with OZAWA VS 遠藤哲哉、HAYATA

 ▼NOAH vs WWE/NXT

ジャック・モリス、佐々木憂流迦 VS チャーリー・デンプシー、ハーレム・ルイス

 ▼タッグマッチ

ガレノ、晴斗希 VS 征矢学、菊池悠斗

 ▼シングルマッチ

宮脇純太 VS カイ・フジムラ

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