巨人は13日、訪日外国人の増加などを受け、東京ドームで巨人戦を「国際都市・東京の魅力を構成する体験コンテンツ」と位置づけ、海外向け情報発信を強化すると発表した。

 応援文化や球場グルメなど、メジャーリーグとは異なる日本独自の観戦スタイルを体験できる点を軸に、東京での滞在体験の一つとしての価値を世界に向けて訴求していく。

 具体的な取り組みとして羽田空港第3ターミナル(国際線)にサイネージ広告(ディスプレイに映像や文字を表示する広告)を初めて掲出する。到着コンコース(入国審査前)に訪日客が入国した直後のタイミングで、動線上に新たな情報接点を設けることで、巨人戦観戦を想起してもらい、東京滞在中の選択肢として観戦機会の掘り起こしを図っていく。

 球団公式サイト英語版ページでは、日本の野球観戦に慣れていないインバウンド観光客に向け、応援方法や観戦の流れ、球場内外の楽しみ方などを紹介。旅行前の段階から観戦を計画できる情報を伝える。

 また、英語版Instagramを新たに開設し、外国人観戦者の体験や反応を中心に発信。映像を通じて観戦の臨場感や一体感を伝え、海外における認知向上と来場意欲の醸成につなげていく。

 今後は、観戦を起点とした周辺観光や飲食との連携も視野に入れ、滞在中の回遊性向上と消費機会の創出を図る。

 英語圏に加え、訪日需要の高いアジア地域への情報発信も戦略的に強化。特に台湾や韓国など野球熱の高い国・地域をターゲットとしたアプローチも進める予定となっている。

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