女優の小池栄子が主演するNHKの連続ドラマ「ムショラン三ツ星」(5月23日、スタート、土曜・後10時)のキービジュアルが14日、公開され、新たなキャスト6人が公開された。

 刑務所に勤務する管理栄養士・黒柳桂子氏によるノンフィクションのドラマ化。

腕利きのイタリアンシェフとして名をはせた主人公・葉子(小池)が、ふとしたことから刑務所の管理栄養士として働くことになり、刑務官や受刑者たちとのトラブル、騒動などを乗り越える姿を食の視点から描く刑務所社会派コメディードラマとなっている。

 新キャストは実力派の個性豊かな顔ぶれ。中村蒼が葉子のバディとして炊場で働く刑務官・杉山賢二役を、ともさかりえが葉子の仕事ぶりにNGを出す刑務官・瀬下万美子を演じる。また玉置玲央が過失致死罪で服役中の受刑者で炊場勤務の川口心平役、関口メンディーが他の刑務所でも服役経験のあるクレーマー受刑者・尾藤護役を演じる。生瀬勝久は厳格な総務部長・入江鷹雄役、國村隼が刑務所を改革するため、葉子を後押しする所長・名取恒太朗役で存在感を発揮する。

新キャストからのコメントは以下の通り。

【中村蒼コメント】

今作は刑務所の食を通して命の尊さや人生の再生を描いてきます。

人は変われるのか。よくこの事について考えるのですが、答えははっきりとしないままです。ただこの作品をやって、人は変われるんだという希望を持つ事はとても大切だなと思いました。その気持ちがなくなってしまったら今でも窮屈な世の中なのにもっと生きづらくなってしまう様な気がします。

今作を観(み)て変わろうとする事、人を信じる事の大切さを少しでも伝えられたらと思います。

【ともさかりえコメント】

初めての刑務官役です。実際に刑務所をお借りしての撮影は不思議な緊張感に包まれましたが、素晴らしい共演者とスタッフの皆様のおかげで、とても豊かな撮影期間でした。

万美子は冷たく堅物なキャラクターに見えますが、彼女の本質的な部分も先々見えてくるので、楽しみにご覧いただけましたら嬉(うれ)しいです。

【玉置玲央コメント】

受刑者役の皆さんが、登場人物以上に個性的で撮影が楽しくてしょうがなかったです。自分たちが作った料理をうまいうまいって撮影そっちのけで食べて、味の感想で大盛り上がりして。今思うと我々のその姿こそがこのドラマの最大のテーマなような気がします。

人間の原始的な営みと言える「食べる」という行為の尊さを、自分が演じた川口心平と共に追体験出来たことが本当に素敵な経験になりました。誰しも、どんな人にも「食べる」ことにまつわる大切な思い出や記憶があると思います。このドラマを通してその思い出をより一層彩っていただけたら嬉しいです。

【関口メンディーコメント】

今回、初めて囚人役を演じました。尾藤は詐欺の常習犯で、刑務所を出たり入ったりを繰り返しています。そんな彼の人生に想いを馳(は)せながら、脚本に描かれていないところまで想像を巡らせる過程は、とてもやり甲斐がありました。

家庭環境や幼少期のトラウマ、ちょっとしたボタンの掛け違いが積み重なった先にいる尾藤。犯罪は許されないことですが、彼の不器用で人間臭いところを表現出来ていたら嬉しいです。

【生瀬勝久コメント】

小池栄子さんと久しぶりにご一緒できて、楽しく撮影をすることができました。

規則に厳しく嫌味な役どころでしたが、間違ったことは言っていないので堂々と演じました。

【國村隼コメント】

多くの人にとっては縁の薄い場所、刑務所。

なかなか行く事は無いであろう場所。

そこを舞台にしたドラマ「ムショラン三ツ星」は、三ツ星レストランと刑務

所とのミスマッチを自由に軽々と結びつけ、そこに集まる色んな人の人生を描き出していきます。

このタイトル通り楽しい作品が出来上がりました。

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