モデルでタレントの森泉、モデルの森星ひかり)姉妹が14日、東京・六本木の国立新美術館で開催される「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」(15日~7月6日まで)の取材会に出席。祖母で国際的ファッションデザイナー・英恵さん(2022年死去、享年96)との思い出を振り返った。

 英恵さんがデザインした服を身にまとった2人は仲良く手をつないで登場。取材会前に姉妹で展覧会を一足先に鑑賞し、星が「最初に一緒に回れたのが泉で良かった」と喜べば、泉も「私もよ。ママ森、喜んでくれるかな」と笑顔で天を見上げた。

 泉は今でも英恵さんの言葉を思い出すこともあるという。「面白いですよ。今でもどういうつもりで言ったんだろうって思っています」。印象深いのは「強くなりすぎないでね」と言われたこと。「『強くなれないと海外でデザイナーになれなかったんじゃないの?』と聞いたら、答えは言わずに『頑張るのはいいけど、強くなりすぎないで』って。後々思ったことは、強くなりすぎると固くなって、何かにぶつかったときに割れちゃう。柔らかさ、しなやかさを持って、臨機応変に過ごせるようにすることが大事って言われていたのかなって」と思いをはせた。

 英恵さんのラストとなった2004年7月のパリ・コレクションで泉が着用したブライダルドレスも展示されている。泉は「フラッシュバックしました。

うれしさとこみ上げてくるものがありました。楽しかったですし、ママ森とパリで何か月間、一緒に過ごした特別な思い出もある」と感慨深げ。星も「私も10歳くらいで、客席で見ていました。(展覧会で)私たちの見たことのないママ森の面だったり、私たちが触れてきたママ森の面もあった。家族としても新しい一面が見られた」としみじみ話した。

 英恵さん没後初の大回顧展。オートクチュールのドレス、資料、初公開の作品を含む約400点を公開する。

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