俳優の稲垣吾郎(52)、草ナギ剛(51)、香取慎吾(49)が映画「バナ穴 BANA_ANA」(山内ケンジ監督、初夏公開)にトリプル主演することが14日、分かった。

 1994年公開の映画「シュート」ではSMAP6人(当時)で主演しているが、稲垣、草ナギ、香取の3人で映画に主演するのは初めて。

3人はそれぞれが本人役で出演。時間や場所を不条理で現実離れした設定のため、リアルとフィクションが入り交じった独特の世界観に仕上がっている。なお、2018年にも4本の短編からなるオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」で3人が共演しているが、主演ではなかった。

 謎めいた物語に稲垣は「ようやく皆様に届けられることになりました。見る者のイマジネーションによって完成する美しい作品です。どうか、楽しみにお待ちください」とメッセージ。草ナギは「謎めきすぎてクセになる。何度も引き込まれてしまう世界やー。皆さんお楽しみに!」と呼びかけた。

 香取は「撮影が始まるまでも、撮影が終わってからもとにかく時間が掛かった作品です」と試行錯誤を伺わせた。内容に関しても「バナ穴の1人として皆さまにお伝えしたいのは『考えないで、感じて』。この作品が、バナ穴に迷い込まず、皆さまにお届け出来ることになりうれしい限りです」と意味深に話している。

 CMディレクターから演劇界、映画界に進出して映画「友だちのパパが好き」(15年)などで知られる山内監督が監督、脚本を手掛けた。完成した作品の試写では鑑賞後、「分からない」と苦笑交じりに語る関係者が続出。その「分からなさ」が、この作品の魅力になっている。

 〇…稲垣、草ナギ、香取のほか、ファーストサマーウイカ(35)、趣里(35)、古舘寛治(58)、小澤征悦(51)、吹越満(61)、葉山さら(20)らも出演する。ウイカは「ロケーションも相まってどこか現実離れしていて、ずっと奇妙な夢の中にいるようでした。色々なことを考えたり、忘れたり、思い出したり、疑ったり、信じ直したりする作品かもしれません」と撮影を振り返った。

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