J2北海道コンサドーレ札幌は16日、クラブ創設30周年を迎えた。1996年から積み重ねた歴史を祝すイベントの目玉として、元日本代表MFでクラブのアンバサダーを務める小野伸二氏(46)が、今夏から北海道にある全179市町村でサッカー教室を実施することが同日、クラブから発表された。

 小野氏は2023年の現役引退後、サッカーの普及のためにと全国各地で教室を実施するなど、精力的な活動を続けてきた。その中で今回、2014年6月から9年半にわたってプレーし、現役最後のチームとなった札幌の周年企画に賛同。「たくさんの方に応援していただいたので。そういった意味でも皆さんから受けた恩をしっかり返していきたい」と全道を回ることを決めた。

 今夏からスタートし、10年かけて全ての市町村を回るという壮大な企画。小野氏は「こういうチャンスを与えてくれたことに感謝している。できることを全うして、1年1年を大事に色んな市町村に行って、北海道コンサドーレ札幌の魅力だったり、色んなものを伝えていければ」と抱負を口にした。

 クラブにとっても初となる試みへ、小野氏は「北海道コンサドーレ札幌で現役を終えて、そのあとに『O・N・O(One Hokkaido Nexus Organizer)』という役職をいただいた。その意味というのは、北海道を1つにする、みんなで1つになろうという思いだと思いますから。僕自身も行ったことのない市町村がたくさんある。その場所場所に行ってみんながハッピーになれるように。サッカーをしてる子、してない子に関わらず、みんなが楽しめる輪を作りたい」とその時を心待ちにした。

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