バドミントンで2年に一度、開催される国別対抗の団体戦「トマス杯・ユーバー杯(デンマーク)」が24日から開幕する。日本代表が19日、都内での事前合宿を公開し、女子ダブルスの五十嵐有紗(BIPROGY)、志田千陽組らが汗を流した。

 昨年8月に結成したペアは、新たな課題に打ち込んでいた。五十嵐は「ダメな時にどうするか、というパターン作りを2人で話し合いながら、やっています」と明かした。持ち味の「スピード」を生かすべく、劣勢になった場面の対応力を磨いている。志田も「(海外勢は)自分たちのスピードを殺してくる。パターンで負けちゃうところがある。研究されるのは当たり前で、同じ負け方が続いているので、今が頑張り時かなと思っています」と引き締めた。

 志田は3月末に約10年間所属した再春館製薬所を退社し、拠点を熊本から東京に移した。4月は遠征が続き、新生活は「実はまだ実感がないんです」というが、姉が引っ越しの手伝いをしてくれたそうで「まだ段ボールは積んであるけど、だいぶ部屋はきれいになりました」。秋田出身で熊本での生活が長く、首都圏の交通にはまだ慣れない様子だが「電車にはちゃんと乗れるようになりました。通勤の部分はもう覚えましたね」と明かしていた。

 28年ロサンゼルス五輪まで約2年。志田が拠点を移したことで、東京を拠点とした五十嵐とは、練習は積みやすくなるという。

五十嵐、志田ペアがまずは団体戦の世界一決定戦で存在感を示し、目標の大舞台へ弾みをつけていく。

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