歌舞伎俳優の市川團十郎が21日、都内で行われた東京・歌舞伎の5月公演「團菊祭五月大歌舞伎」(3~27日)の夜の部「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」の取材会に出席した。

 5月の歌舞伎座では尾上左近改め3代目尾上辰之助襲名披露として「寿曽我対面」「鬼一法眼三略巻 菊畑」が上演される。

左近改め辰之助と「寿曽我対面」「助六由縁江戸桜」で共演する團十郎は、1年ほど前から「襲名披露の時は何でも協力するよ」と伝えていたことを明かし、「少しでも花を添えられるような役者として出られたらいいな」と語った。

 左近改め辰之助には「おじいさん(初代辰之助)、お父さん(2代目辰之助、現・松緑)と異なり、女形の可能性がある。『対面』で父や祖父の芸風(荒事の曽我五郎)からスタートするというのは、大変だろうなと思いますが、彼の実直さで乗り越えて『兼ねる役者』として大成していくのでは」と期待した。

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