ラグビーのリーグワンで2026~27年シーズンから適用される選手登録規定について、独占禁止法に違反するとして公正取引委員会に申告した海外出身で日本国籍を取得している神戸所属選手が23日、神戸市内で練習後に取材に応じた。19年ワールドカップ(W杯)日本代表として初の8強入りに貢献した韓国出身の具智元は「新しいルールはだいぶ厳しい。

いま日本に来ているほとんどの外国出身の選手はクリアできないと思う」と指摘。「中学2年から日本に来てずっと頑張ってきた。悲しいというか、残念な気持ち」と語った。

 新規定では、日本代表に多大な貢献をした選手に対する優遇措置として、日本代表キャップ30以上の選手は、これまで通りのカテゴリーでプレーできることになっている。19年に帰化して同キャップ29の具は「ちょうど引っかかったという感じはあります」と苦笑いしながらも、自身を含めた帰化選手は日本ラグビーのために重い決断をしてきたと強調した。

 同じく今回の申告に名を連ねるラファエレ・ティモシー(サモア生まれ、ニュージーランド出身)も、国に日本人と認めているのに、試合出場に関して外国人扱いとなることに納得できない様子。「(日本ラグビーのために)人生をささげている人たちに対して、こういう扱いがあっていいのか。この状況を、声を大にして周りに伝えたかった」と行動を起こした理由を説明した。

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