大相撲春場所・西十両十枚目で8勝7敗と勝ち越した東白龍(玉ノ井)の台湾後援会の発足式が25日、出身地の東京・墨田区で行われ、約80人が出席した。地元出身で相撲に造詣が深い衆院議員の川松真一朗氏や滝沢正宜区議も参加、墨田区出身力士の幕内昇進に向けて熱いエールを送った。

 東白龍の母・白石秀貞さんは台湾の南部・高雄出身。「日台友好の架け橋」として立ち上がった台湾後援会は、両国国技館近くにある土俵を備えた居酒屋「両国八百八町 花の舞」で開催された。祝辞を伸べた川松氏は「お相撲さんが強くなっていくには、稽古と合わせて、応援する皆さんの力強い後押しが必要。後援会の皆さんが増えれば増えるほど東白龍関も強くなる。強くなると日本の台湾の友好もより深まる」とあいさつ。墨田三丁目で生まれ育った東白龍に対し、五丁目の滝沢区議は「ほんとすぐ近く。台湾でも後援会が発足してこれまで以上にやる気とパワーが出てやってくれると思う・皆さんと一緒になって応援していきたい」と言葉に力を込めた。

 台湾からの出席者からは「東白龍関の誠実さとひたむきさに感動をもらっている。お母様の素晴らしい愛情があって今がある。これからも応援していきたい」とメッセージ。参加者1人1人にあいさつして回った東白龍も新たな強力なサポーターを得て2023年11月場所以来の幕内返り咲きへ決意を新たにした表情を見せた。

 5月場所の番付発表は27日に発表される。

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