タレントの壇蜜が27日、都内で映画「旅立ちのラストダンス」(アンセルム・チャン監督、5月8日公開)の公開記念特別トークショー付先行上映会に登場した。

 香港で映画歴代興収1位を記録した人気作で、「家族」「伝統儀式」「死生観」などの普遍的なテーマを描く。

壇蜜は「祈りの形は世界で違う。でも、祈りはどこの世界にもある概念だなって思った。世界観が心に響きました」としみじみ語った。

 恩師の死をきっかけに、遺体を保存する遺体衛生保全士(エンバーマー)の資格を取得した壇蜜。「生きると死ぬということの考え方が身近になった。命は1個しかないし、いずれあの世に行くんだなって思って、興味を持ちました」。資格の学校にも通い、実際に葬儀会社で研修をしたこともあると明かした。

 現場での実務経験を踏まえた上で、今作でリアリティーを感じた部分については、「(遺体処理で)お骨についたお肉みたいなものを取り除く。1度休憩して、2回目にお肉の臭いをかぐと反応してしまうというのが、あるあるなんです。1人で見てたんですけど、『あるある!』ってツッコんじゃうくらいリアル」と細部までこだわっている点に驚いていた。

 そのほかにも、散弾銃や日本舞踊の資格を持っているというが、「『(芸能活動で)役に立つことを習え』って祖母に言われたんですけど、『ごめん、もう手遅れだ』って(答えた)」と明かし、会場を笑わせた。

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