5月を前に、大阪府が光化学スモッグへの注意を呼びかけている。5月から10月にかけては、気温が高く、紫外線も強いため、目やのどの痛みを引き起こすといわれている光化学スモッグが発生しやすくなるためだ。

 大阪府では、光化学スモッグの指標となる光化学オキシダント【注】を常時監視しており、その濃度が高くなると見込まれる場合には光化学スモッグ予報等を発令し、インターネットや市町村等を通じて広く周知し、被害の未然防止に努めている。

 光化学スモッグの予報等が発令された場合は、屋外での激しい運動を避け、屋内へ入るなどの注意が必要となる。なお、光化学オキシダント濃度の最新の状況は「大阪府の大気情報」で見ることができる。

 1.光化学スモッグ予報等の発令基準

(1)予報

 測定点のうち1点以上のオキシダント濃度が0.08 ppm以上である大気の汚染の状態になった場合で、かつ、気象条件からみて注意報の発令に至ると認めるとき

(2)注意報

 測定点のうち1点以上のオキシダント濃度が0.12 ppm以上である大気の汚染の状態になった場合で、かつ、気象条件からみて当該大気の汚染の状態が継続すると認めるとき

(3)警報

 測定点のうち1点以上のオキシダント濃度が0.24 ppm以上である大気の汚染の状態になった場合で、かつ、気象条件からみて当該大気の汚染の状態が継続すると認めるとき

(4)重大緊急警報

 測定点のうち1点以上のオキシダント濃度が0.40 ppm以上である大気の汚染の状態になった場合で、かつ、気象条件からみて当該大気の汚染の状態が継続すると認めるとき

2.光化学オキシダント濃度低減に向けた対応

 光化学スモッグ予報等を発令した場合は、原因物質を排出している工場・事業場に対し、緊急時の措置として排出ガス量等の削減について協力を要請する。

3.光化学スモッグ予報等の発令の周知

 大阪府ではインターネット、防災情報メール、大阪防災アプリや市町村等を通じて、発令状況を周知し、被害の未然防止に努めている。

4.防災情報メールの登録又は大阪防災アプリのダウンロードのお願い

 大阪府では防災情報メール及び大阪防災アプリで光化学スモッグ発令情報を発信している。府民には防災情報メールの配信登録又は大阪防災アプリのダウンロードを推奨している。

 【注】光化学オキシダントとは、工場や自動車から排出される窒素酸化物(NOx)や揮発性有機化合物(VOC)が、太陽の紫外線により光化学反応を起こして生じる物質で光化学スモッグの原因となる。

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