16日の新潟5R・3歳未勝利(芝1800メートル=16頭立て)は、天皇賞・秋を制したマスカレードボールの半弟アナザーフェイス(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)が、直線での一騎打ちを半馬身差で制して3戦目で勝ち上がった。勝ち時計は1分48秒1(良)。

 これが良血馬の底力だ。スタートはやや立ち遅れたが、促されてスピードに乗ると内を進出して2番手へ。直線では2着トリニタリオに前へ出られたが、最後まで懸命にライバルを追いかけて最後のひと伸びで初勝利を手にした。荻野極騎手は「まだ幼い感じでしたが、前回よりは良くなっていました。本当にいい走りをしてくれる馬ですし、これからさらに良くなってくると思います。今日は馬の力で勝たせてもらいました」と粗削りな状態で勝ち切った力を評価した。

 鹿戸調教師も「血統がいい馬で期待していたが、前向きではなく、まだ仕方なく走っている感じですね。今日はチークの効果もありました。大人になってくれば良くなる」と良血馬の勝利に、まずはホッとした様子だった。

編集部おすすめ