◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー メジャー初戦 日本プロ選手権センコーグループカップ 第1日(21日、滋賀・蒲生GC=6991ヤード、パー72)

 プロ3年目の岡田晃平(フリー)が1イーグル、7バーディー、2ボギーの7アンダー65をマークし、ツアー初優勝へ好スタートを切った。高知県出身の24歳は「前半でもったいないボギーを2個打ってしまった。

もうちょと伸ばせたかなと思う」と悔しげだった。

 後半6番パー5。残り270ヤードの第2打を3番ウッドでピン右奧3メートルに運び、沈めてイーグルを奪った。8番パー3はグリーン右からチップイン、9番は77ヤードの第2打を2メートル半につけて連続バーディーで締めた。ドライバーのシャフトを0・5インチ短くし、45・5インチのものを水曜に試して投入した。「ミート率も良くなったし、スピン量も良くなった。今のところ真っすぐ飛んでいる」と手応えを感じている。

 開幕前日の20日の練習グリーンで、ツアー通算20勝の谷口徹が近づいてきた。昨年限りで第一線を退いた58歳は「過去10年の優勝者」の権利を行使し出場しており、今週も若手に積極的に声をかけてくれている。「全然お前勝てないな。そんなにうまいのに」。ズバリと言われた。

もちろんそれだけでは終わらない。パッティングの名手は助言をくれた。「カップの向こう側、カップの壁に当てるようなイメージで打ってみるといいよ」。ジャストタッチ狙いから意識を変えてみたところ、いいパットが決まった。後半9の計22パットで初日を終えた。

 メンタル面でも金言をさずかった。「どういう気持ちで試合に出ていますか?」と質問をぶつけた際のことだった。「常に勝つ気でいっている。それは松山(英樹)もそうやろ。最後は気合と根性や」。これまでは4日間を戦うなかでのメンタルのペース配分を難しく感じていた。午前3時45分に起床し、すぐにスイッチを入れた。

「今日やるぞ」。「強い人は気持ちも強い。改めて谷口さんにお礼を言いたい。勉強になった」と感謝した。

 同学年の杉浦悠太は日本で4勝を挙げ、今季から米下部ツアーに参戦している。昨秋のバンテリン東海クラシックでの下家秀琉のツアー初優勝も「刺激になった」と明かした。好位置で残り3日へ向かう。「スコアより、『勝つ』っていう気持ちをもってやりたい。あとからスコアはついてくると思うので」。メジャーで悲願の初優勝をつかみ取る。(高木 恵)

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