卓球 アジア選手権国内選考会 最終日(27日、埼玉・所沢市民体育館)

 決勝トーナメントの女子準決勝で24年パリ五輪シングルス銅メダルの早田ひなは同じ日本生命の後輩・赤江夏星に0―3で敗れた。選考会での10月のアジア選手権(ウズベキスタン)の出場権には届かなかった。

 10日閉幕の世界選手権団体戦で6大会連続の銀メダルを獲得後、この選考会で再出発を切った。26日の第1ステージでは伊藤友杏(ゆあん、大阪・香ケ丘リベルテ高)、岩見香蓮(愛知・桜丘高)にいずれも3―0で快勝し、A組1位突破で8強入りしていた。

 赤江との同門対決となった準決勝では序盤から赤江の積極的な攻撃に押され、早田自身の武器のフォアドライブもネットにかかるなど、苦しい展開が続いた。0―2の第3ゲームでは序盤4連続失点。タイムを取って冷静さを取り戻したが、最後まで流れを変えられなかった。試合後は悔し涙を流す姿が見られた。

 世界卓球決勝で中国に対し、2試合に起用されたが、世界ランク1位の孫穎莎、2位の王曼昱から1ゲームも取れずに2敗して悔し涙。26日には「追い詰められた」と明かしていた。それでも「何かきっかけになったらいい」と選考会に出場を決断。再出発を切っていた。

 ◆選考会方式 出場選手を8組に分けた総当たりのグループリーグを行い、各組成績トップの計8人が決勝トーナメントに進出し、優勝者がアジア選手権の出場権を獲得。同大会の日本代表は、男女シングルスは各最大5人で全日本選手権優勝者の男子・松島輝空、女子・張本美和は既に代表権を持つ。

残り各3枠は、権利者を除いたエントリー14日前の世界ランク上位選手などで決まる。

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