人材紹介サービスなどを手がけるパーソルキャリア株式会社は28日、同社が展開するプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro(ハイプロ)」の事業方針発表会を都内で開催した。

 同社は今年4月から、男子プロバスケットボールのBリーグおよび所属クラブの採用活動を支援する連携を開始。

その一環として「HiPro」は、地域プロスポーツクラブと副業・フリーランス人材をつなぐ「スキルリターンwith SPORTS」を本格始動する。この日は、これまでの「HiPro」の取り組みと成果報告に加え、今後の構想が発表された。

 第一部のHiPro事業方針発表で登壇した山田遼平・同社HiPro事業部事業部長は「企業にとって人材獲得というテーマは非常に重要だが、副業・フリーランスに焦点を当てると、実際に活用している企業はいま現在で約20%」と現状を分析。「スポーツに携わりたい個人の方々と、その人材を獲得したいプロスポーツクラブ。ここをつなぐことによってクラブの成長が実現できるし、その先には地域の活性化につなげられると考えております」と熱弁をふるった。

 第二部では、今年1月に先行して連携を開始したB2・ベルテックス静岡での事例を報告。クラブ経営の重要領域において副業人材の活用が決定するなどの成果が出ているといい、チームを運営する株式会社VELTEXスポーツエンタープライズの松永康太代表取締役は「(チームは)少ない人数のなかで、あるとあらゆることをやっていかなければいけないのが大きな課題。緊急ではないけど、すごく重要なことがおろそかになりがちなので、まさにそういったところ。強い組織を作っていかなければならないので、優秀な方が静岡に来て活躍する場をぜひ作りたい」と言葉に力を込めた。

 第三部はトークセッションが行われ、「Bリーグとパーソルキャリアがともに臨む地域活性」がテーマ。菅原瑠美・Bリーグ事業企画グループ・SR推進グループゼネラルマネジャーは、2026―27シーズンから最上位カテゴリーが「Bリーグ・プレミア」に変わるなどのリーグ革新に触れ「革新を契機に、クラブの仕事はすごく多角化している。それをかなえる人がいないと何も進まない。

そこの人材の強化をぜひ、パーソルさんと一緒にやらせていただきたい。クラブの人材課題を解決することを皮切りに、1つのクラブの活動に終わらせず全国的な活動に広げていくことが重要」と今後への展望を語った。

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