新日本プロレスは27日、親会社のブシロードがテレビ朝日とサイバーエージェントに株式譲渡することを発表した。ブシロードは新日本プロレスの株を7割保有しているがすべてテレ朝とサイバーエージェントに売却する。

譲渡価格は合計35億9700万円。譲渡する。正式な譲渡日は6月30日を予定している。

 これを受けテレビ朝日ホールディングス(HD)もテレビ朝日が新日本プロレスの株式を取得したことを発表した。

 テレビ朝日とプロレス中継は、1969年7月2日から「ワールドプロレスリング」と題し日本プロレスの試合を中継したことがスタート。その後、73年4月6日から前年の72年3月6日にアントニオ猪木さんが旗揚げした新日本プロレスの試合を毎週金曜夜8時から中継。以来、時間帯は変わり現在は、土曜深夜1時から30分枠で放送しているが一貫して新日本プロレスの試合をお茶の間に届けてきた。

 テレビ朝日HDは、テレビ朝日が新日本プロレスを子会社化した理由を「当社グループでは、2026年度より新たな経営計画「START UP テレ朝!! 経営計画 2026ー2029」を推進しています。この期間を革新的な成長を目指す「挑戦(イノベーション)の4年間」と位置づけており、テレビ朝日のコンテンツ制作力と、新拠点「東京ドリームパーク」の両輪で大きな成長を実現してまいります。コンテンツファーストで“IP 開発”でトップ、“イベント”でトップを獲得し、強く魅力的なコンテンツ・IPをもとにグローバル展開を目指します。そのために4年間で1000億円の戦略投資枠を設定し、コンテンツ・IP領域を中心に、コンテンツ制作力やIPビジネスの強化に主眼をおいた成長投資を実施する方針です」と掲げた。

 その上で「新日本プロレスリングは、プロレス興行の企画・運営において国内トップクラスの実績を有しており、グローバル展開もおこない成長を続けています。

くわえて、同社は所属選手を軸としたIP価値の最大化や、配信・イベント・グッズ展開を通じた多面的な事業拡大に積極的に取り組んでいます。これまでもテレビ朝日と新日本プロレスリングは、番組・映像コンテンツ領域や興行の分野で連携を進めてまいりましたが、コンテンツやIPの開発・展開等における連携を一層強化するとともに、グローバル展開も見据えた強力なコンテンツ・IPを協力して生み出し、両社のさらなる企業価値の向上のため、新日本プロレスリングをあらたに連結子会社とすることと致しました」と発表した。

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