バレーボール男子日本代表が7日、今季初戦を迎えるネーションズリーグ(NL、10日開幕、中国)に向けて出発した。出国前の羽田空港で取材に応じた主将の石川祐希(ジラート)は「いい練習ができている。

(ロラン・ティリ)監督を含めたミーティングでは表彰台を目指してというところと、今季は“全てはアジア選手権のために”と考えているので、(NLは)そういった大会にしたい」と意気込みを語った。

 イタリアリーグを終えて5月20日帰国後、同26日に合流し、急ピッチでチームにコミットしてきた。2月に負傷した右膝の状態については「合流してからいい状態でできている。イタリアにいた時よりも状態はいいので、パフォーマンスを高く出せるのではないかと思います。痛みは完全にないわけではないけど、テーピングをしながら痛みがない程度にできるようになっているのと、痛みが出る回数が減ってきている」と状態は高まってきているという。

 ティリジャパンの2季目は28年ロサンゼルス五輪に向けた重要なシーズン。9月のアジア選手権(福岡)で優勝すれば、ロス五輪切符を得られる。世界ランク7位の日本のNL1次リーグ第1週の初戦は10日に中国・臨沂で世界ランク18位のウクライナと激突し、同国では4試合を行う。NLでは2大会ぶりのメダルで秋の陣に弾みをつける。主将は「あくまでアジア選手権にピークを持って行く。(NLは)優勝できたらいいけど、優勝にこだわっているわけではない。バレーの内容にこだわっていく」と気を引き締めた。

 ◆ネーションズリーグ 1993年からのワールドグランプリに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、3組に分かれて3週で1次L計12試合を行う。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点。日本は中国、フランス、大阪で1次Lを戦い、成績上位7チームと開催国(中国・寧波)の計8チームが決勝大会に進む。

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