◆サッカー北中米W杯▽1次リーグF組 オランダ2―2日本(14日、ダラス競技場)

 W杯初戦でオランダと激突、2―2で引き分けた日本代表。オランダに2度のリードを許すも、後半にMF中村敬斗がチームの大会1号ゴールを決めると、終了間際にFW小川航基のヘディングがMF鎌田大地に当たってゴールに吸い込まれた。

日本ベンチにはケガで離脱したMF遠藤航のユニホームが掲げられた。ケガで無念の離脱となった主将の思いも背負って戦っていた。

 試合後には新主将となったDF板倉滉が遠藤のユニホームを高々と掲げる姿もみられた。板倉は遠藤からチームにビデオメッセージが送られていたことを明かし、「チームの士気が上がった」と前主将の思いもオランダ戦のドローを後押ししていた。

 以下、板倉の一問一答。

 ◆板倉に聞く

 -オランダとドロー

 「いや、やっぱり1試合目から相当タフな試合だったなっていう風に思いますし、今回もね、この先制される形で、非常に難しかったと思いますけれど、やっぱ中の選手たちも非常にこう冷静に戦えてたというか、その結果、最後の2―2という形になったと思います」

 -失点後にみんなで集まって話をしていたが

 「いや、もう試合前からそこの共有っていうのはできていたし、失点した時、点決めた時もそうですし、あとは今回給水タイムもあるので、そういうところで、区切り区切りでちゃんと話し合うっていうところは、チームとしてやろうっていう話をしていましたし、前回大会もそうでしたけど、この1失点して、そこからね、どう戦うかっていうところ、それがこの大会非常に大事になってきますし、もちろんディフェンスの選手としてはゼロでいきたいという思いはあるんですけど、どういう状況になっても落ち着いてやるべきことをやるっていうところができていたのかと思います」

 -小川に最初に抱きつきにいった

 「自分はもうわかっていたというか、あそこで日本が得点することはもうなんとなく、もう自信もあったし、絶対2―2に追いつくなっていうのは、もうすごい自分の中でもあった。小川もね、途中から出て、やっぱ途中からの選手がああやって、こうギラギラして、集中して入るっていうところがすごい大事になってくるし、ずっと途中交代の選手が試合を決めるぞっていう話もしてたので、それを今日、小川だけに限らず、(菅原)由勢もそうでしたし、非常にいい入りをしてくれたし、チームにまた新たな勢いをもたらしてくれたなっていうのは、外から見て感じました」

 -遠藤の気持ちも

 「そうですね。もちろん入れなかった選手みんなのやりたいっていう気持ちはもちろんあるんですけど、ただこの合流して1回チームの中に入った中で離脱してしまったっていうところで、やっぱり一緒に戦いたいっていう思いは強いですし、航くん自身からもこうビデオメッセージが届いて、それでまたチームの士気っていうのが1個上がった部分もあったので。そういった意味で、一緒に戦おうっていう意味で」

 -内容は

 「いや、でも航くんの思いっていうところですね。それを聞かせてくれたし、もう自信を持って戦ってくれっていう風に言ってくれてたんで。そういう話しをしました」

 -いつ

 「ミーティングの時です。まだ聞いてなかったですか。

なんか言っちゃったか。選手ミーティングのじゃなくて、チームミーティングのタイミングで、今日じゃないです。一昨日ですかね。チームミーティングでオランダの対戦相手の話をした後に、終わった後というかメッセージ送ってもらえて。やっぱりね、おのずと士気は上がりますし、みんながみんな、なんて言うんすかね、航くんのためにとかそういうわけじゃないですけど、やっぱ1つのワンチームとして今日も挑めたかなと思います」

 -最後、遠藤のユニフォームを掲げていた

 「そうですね、もう航くんもテレビで応援してるっていう風に伝えてくれてたんで。さっきも言ったように航くんのために。そういうわけじゃないですけど、やっぱあれを機にまたこうチームとしても結果を出さないとっていう思いは非常に強くなって、この勝ち点1っていうのをポジティブに捉えたいし、航くんも見ててくれてたと思うので。そういった意味で掲げました」

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