◆サッカー北中米W杯▽1次リーグF組 日本2―2オランダ(14日、ダラス競技場)

 FIFAランク18位の日本代表は、1次リーグ(L)F組初戦で同8位の強豪オランダ代表と対戦し、2―2で引き分けた。後半12分にMF中村敬斗、同44分にMF鎌田大地が得点した。

 1失点目、セットプレーからオランダの長身センターバック、DFファンダイクに頭で決められたゴールは、日本が最も警戒していた形だった。対応したDF渡辺は「自分自身も警戒していた部分があったので、あの失点はもったいなかったし、チームの戦い方が大きく変わってしまう失点だったので、反省したいなと思う」と肩を落とした。

 ファンダイクが渡辺を押して、ファウルに見えたが、VARは介入せず。そのままゴールが認められた。この日のオランダ先発メンバーのうち、6人が身長190センチ以上。高さを使ったプレーには分かっていても、苦しめられた部分があった。日本は過去大会でセットプレーの空中戦で競り負けて失点し、そこから試合の流れを失った経験がある。

 代表的なのが2018年ロシア大会の決勝トーナメント1回戦、「ロストフの悪夢」とも言われたベルギー戦。2点リードから、後半25分以降にコーナーキックだけで2失点。その2失点とも空中戦で競り負け、最後は相手に頭で決められた。DF谷口は最終ラインのリーダーとして「セットプレー絡みでやられるっていうのはゲームが崩れてしまうので、そこは厳しく次に改善したいと思う」と強調。日本代表の26人の平均身長は出場48チーム中36番目だけに、チュニジア(12番目)、スウェーデン(3番目)も高さ勝負に持ち込んでくる場面があるはずだ。

対応力が試される。(綾部 健真)

編集部おすすめ