◆北中米W杯 ▽1次リーグF組第1戦 日本2―2オランダ(14日・ダラス)

 「王国」ブラジルのメディアの多くが、2度先制されながら、追い付いて執念のドローに持ち込んだ日本代表の粘りと組織力を、13日にモロッコ代表と辛うじて引き分けたブラジル代表を引き合いに出して、高く評価した。

 有力電子メディア「ge」は、「日本が苦しみながらも試合終了直前に追いついた。

今回のW杯で、ここまでのベストゲーム」「(C組の)ブラジルが1次リーグを1位か2位で突破するとラウンド32(決勝トーナメント1回戦)で日本、オランダのいずれかと対戦する可能性が高いが、どちらも困難な相手であることが明らかになった」などと警戒した。

 また、ブラジル最大のユーチューブテレビで、日本―オランダ戦の視聴者が3000万人を超えた「カゼTV」には、視聴者からのコメントが殺到。世界でも有数の親日国でもあり、「日本を熱烈に応援していた。彼らの組織力とチームワークは素晴らしい」「近年の日本の成長は目覚ましい。大会の台風の目となるぞ」などと、大半が日本の健闘をたたえ、躍進を予想するものだった。

 13日にモロッコに1―1と苦戦したブラジル代表と対比して「日本人選手の勇敢な戦いぶりには本当に感動した。ブラジル代表選手は見習うべきだ」。さらには「日本には昨年(10月)の強化試合で痛い目にあった。ラウンド32では当たりたくない」と警戒する声もあった。(ブラジル通信員・沢田啓明)

編集部おすすめ