◆サッカー北中米W杯▽1次リーグI組 イラク―ノルウェー(16日、ボストン競技場)

 1986年メキシコ大会以来、10大会ぶり2度目出場のイラク(FIFAランク57位)は、98年フランス大会以来7大会ぶり4度目出場のノルウェー(同31位)と対戦した。

 大陸間プレーオフでボリビアを下し、最後の48番目に本大会出場権を獲得したイラク。

前半29分にノルウェーの“怪物”ハーランドに先制ゴールを許したが、10分後の同39分、MFアミルの左クロスを190センチFWアイメンが豪快なヘディングシュートを決め、同点に追いついた。

 試合を配信する「DAZN」で解説を務める元北朝鮮代表FW鄭大世氏は「すごい。垂直跳び1メートル20センチくらい跳んでた」とアイメンの跳躍力に驚き。「中の入り方もポジショニングも完璧だった。高さがあったので、パワフルでしたね。ヘディングの技術も、ゴールラインに落ちるくらいの角度のシュートだったので、完璧でしたね」と絶賛した。

 イラクは初出場した86年メキシコ大会は3戦全敗で終わった。40年ぶりの大舞台で、W杯初勝利を目指す。今大会のアジア勢は開幕から韓国、カタール、オーストラリア、日本、サウジアラビア、イランと6戦負けなし(2勝4分け)。この日、アジア勢7チーム目として出場したイラクの結果に注目が集まる。

 ◆イラク(10大会ぶり2度目) FIFAランク57位。W杯は初出場の1986年に1次L敗退。

93年W杯アジア最終予選(カタール)では日本戦の後半ロスタイムの同点弾で日本代表のW杯初出場を阻止し、「ドーハの悲劇」の相手国として知られる。アジア杯は2007年に優勝。25年5月から豪州出身のグレハム・アーノルド監督(62)が指揮。主な選手はFWのH・アリ(ルートン)、MFイブラヒム(アルダフラ)。アジア予選は大陸間プレーオフでボリビアを下して本戦切符。首都バクダード。人口約4600万人。

編集部おすすめ