◆米大リーグ レッズ―メッツ(16日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)

 メッツ・千賀滉大投手(33)が16日(日本時間17日)、敵地・レッズ戦で先発し、4回82球を投げて、2安打4四球の4失点で今季初勝利を逃した。初回に2被弾で4失点。

2回以降は無安打無失点に抑えて5奪三振を奪ったが、4回で降板となって防御率は9・00となった。

 腰椎の炎症のため負傷者リスト(IL)入りしていた千賀の、4月26日(同27日)の本拠地・ロッキーズ戦以来51日ぶりのメジャー復帰戦。だが、初回から苦しいマウンドになった。

 先頭のダンに8球粘られて四球を与えると、続くブルデーにも2球目から4球連続ボールで四球。いきなり無死一、二塁のピンチを迎えると、3番のスチュワートには2ボール、1ストライクから4球目の低めのシンカーを左翼席に運ばれ、14号3ラン。1アウトも取れずに3点の先取点を献上した。

 続くローの当たりは、中堅手のユーイングがダイビングキャッチ。好捕に助けられると、続くスアレスから空振り三振を奪って立ち直ったかのように見えたが、2死走者なしでスティアに11号ソロを左中間席に運ばれて0―4とリードを広げられた。スティーブンソンからは空振り三振を奪ったが、初回だけで36球を投げ、2発を浴びて4失点。最速97・9マイル(約157・6キロ)をマークしたが、表情は曇った。

 2回はリズムよく10球で右飛、三邪飛、右直の三者凡退に抑えた。1―4となった3回は、1死から初回に3ランを浴びたスチュワートに1球もストライクが入らず四球。

続くローはフルカウントから5球連続ファウルで粘られたが、11球目のシンカーで空振り三振を奪って二盗も刺す併殺で切り抜けた。4回も1死から被弾したスティアに四球を与えたが、後続を抑えて追加点は許さなかった。1回2死からは11人連続で安打を許さず無安打無失点で抑え、次回登板以降への望みも見えた。

 千賀は今季、開幕から先発ローテ入りするも、5登板で0勝4敗、防御率9・00。腰椎の炎症のため4月27日(同28日)から負傷者リスト(IL)に入った。メジャー復帰を目指して5月22日(同23日)からマイナーで3試合に登板したが、予定されていた9日(同11日)の登板を右上腕部の尺骨神経の違和感のため回避。重症には至らず、2日後の11日(同12日)にマイナーで登板して、6回75球(うちストライク51球)を投げて、1安打1失点、5奪三振1四球の好投を見せた。当初はもう一度マイナーで登板するプランもあったが、急きょこの日のメジャーでの先発が決まった。

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