自転車競技のトラック種目の女子オムニアムで2021年東京五輪銀メダルの梶原悠未(TEAM Yumi)は18日、自転車の本場である欧州へ武者修行に出発。オランダのロードレースチームに入り、約3か月間で週に3~4度、約100キロのレースに参加するプランだ。

出国前の羽田空港で取材に応じ、「欧州はレース数も多く、強度が高い。技術もスピードも持久力も全てを磨いてきます」と意気込みを語った。

 オムニアムで17位に終わった24年パリ五輪後、梶原は自転車競技がさかんな欧州で腕を磨く修行に出ている。今回は主にレース会場の約40キロ圏内のベルギーを拠点にホームステイしながら、週に3~4度、会場には自転車で向かい、約100キロのレースに出場。レースがない練習日も約120キロを乗り込む計画で、約3か月で計1万キロ近い走行距離。まさに自転車漬けだ。バンクから離れ、長距離を走るロードレースでは、スピードの武器に加え「(心拍も筋力も)両方の持久力をつけたい」と課題を克服しにいく。

 15日まで行われた全日本選手権では、本命のオムニアムを含めて3冠。後輩の内野艶和(つやか)も力をつけてきた中で、今秋の愛知・名古屋アジア大会などの国際大会で存在感を示していきたい。全ては2年後の28年ロサンゼルス五輪で2大会ぶりに表彰台に立つためだ。29歳は「目標はロサンゼルス五輪です。メダルを取りたい」と雪辱の舞台を目指し、ペダルをこぎ続ける。

(宮下 京香)

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