国内マイルG1・4勝を挙げたジャンタルマンタル(牡5歳、栗東・高野厩舎)が引退することが30日、分かった。管理する高野調教師が明らかにした。

4月の香港・チャンピオンズマイル(13着)以降、馬体の回復が進まず、これまでの実績に配慮しての電撃引退となった。通算11戦6勝。獲得賞金は7億1249万8000円。

 同馬は23年10月にデビュー。無傷3連勝で朝日杯FSを制した。24年にNHKマイルC、25年に安田記念とマイルCSを勝利し、牡馬が出走できる国内芝マイルG1・4競走を史上初めて完全制覇。高野調教師は「ジャンタルマンタル号にはお疲れさまでした。ありがとうございますとお伝えしたいです」と開口一番、感謝の言葉を並べた。

 今後は社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。2~4歳時でG1を制しているだけに「2歳王者になる早熟性から、3年連続でG1を勝ち抜く成長力も併せ持ち、必ずやいい子を出してくれると思います」と、太鼓判を押す。父パレスマリスは米ダートG1を2勝しており、産駒にも夢が広がる。指揮官も「この馬自身もダートも走ったんじゃないかという気がしていましたし、血統的には面白いと思います。

バトンをしっかりと引き継いで、数年後の子供たちの活躍に期待したいですね」と、心待ちにしていた。

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