◆第57回選手権大会◇東京都西支部予選 ▽決勝 多摩川ボーイズ14-1東大和狭山ボーイズ=4回コールド=(6月28日・ジャイアンツタウンスタジアム)
東京都西支部は多摩川が4回コールドV。2番手の原悠翔(3年)が圧巻の最速142キロをマークするなど力の差を見せつけた。
142。スコアボードに表示された驚愕(がく)の球速表示に、会場のジャイアンツタウンスタジアムが沸いた。多摩川の13点リードで迎えた4回1死満塁、2番手で登板した原は、最初の打者を捕邪飛に打ち取ると、最後の打者への初球で140キロを記録。次の球ではさらに球速を増し、142キロに到達した。
投球練習から139キロを記録するなど直球一本勝負で試合を締めた背番号21は「うれしいし、何よりあの場面(満塁)で投げ切れたことが良かった」と振り返った。今春は右腕を故障したため、左腕として本格的な投球練習を行うなど両手投げでもある原。底知れない可能性を秘めた14歳の進化は、まだ続く。
《多摩川》他を寄せ付けぬ圧勝劇だった。初回に打者9人で4得点し、2回は打者13人で8安打9得点。雨が降り続く中、4回コールドで選手権切符を得た。関東ボーイズリーグ大会優勝でG杯出場権も持つチームに関蓮太郎主将(3年)は「まずは選手権を制して流れを持ってきて、ジャイアンツカップで最大限の力を出したい」と2大大会制覇を誓った。
《東大和狭山》土壇場の逆転劇で準決勝を制し決勝に進出。大敗こそしたが、大きな一歩となった。「ここまで来たのはすごい。どういうふうに点を取れるか、野球に対する考えがすごく成長してくれました」と十川雄二監督(43)。進出した関東大会では「相手が嫌がる野球をして、一つでも上を目指したい」と旋風を巻き起こす構えだ。
◇表彰選手
▽最優秀選手 山口裕海(多摩川)
▽優秀選手 新嵩武春(町田)、高橋琉勇(東大和狭山)










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