◆パリ大賞・仏G1(日本時間7月15日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル、稍重)

 昨年と同じく人気ゲーム「ウマ娘」で知られる日本のサイゲームス社がメインスポンサーを務めるフランス伝統の3歳G1が、7頭立てで行われた。トム・マーカンド騎手が騎乗した3番人気のモルティーズクロス(牡3歳、英国・ウィリアム・ハガス厩舎、父シーザスターズ)が、G1初制覇。

同じコースで行われる凱旋門賞・仏G1(10月4日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)への優先出走権を獲得した。勝ちタイムは2分24秒79。

 同馬は最内のゲートからスタートし終始、インの後方から追走。最後の直線では身動きが取れない場面が何度もあったが、狭いスペースをこじ開けるように伸びて頭差で差し切った。前走の英ダービーではクリスマスデイに2馬身3/4馬身差をつけられて2着だったが、デビュー6戦目で待望のG1初タイトルを獲得した。

 フランスギャロのホームページでは、マーカンド騎手のコメントを掲載。「予想よりも一段階後ろの位置につけてしまい、そのためスペースを探さなければなりませんでした。反応が少し遅かったため、思い通りに外側に出すことができませんでした。少し窮屈にはなりましたが、彼にとってはそれがベストでした。彼は正真正銘トップクラスの馬です」と5戦続けて騎乗のパートナーを称賛していた。

 7番人気のエインシャントエジプト(デヴィッド・イーガン騎手)が2着、5番人気タイのアラム(ピエール・シャルル・ブドー騎手)が3着に続いた。

 パリ大賞の総賞金は60万ユーロ(約1億1049万円=フランスギャロの2026年レートから換算)で、1着賞金は34万2840ユーロ(約6313万円)。

 また、同レースはジャパンC・G1(11月29日、東京競馬場・芝2400メートル)の指定外国競走。同レースを制したモルティーズクロスが今年のジャパンCに出走した場合、着順に応じて最大300万米ドルの報奨金が与えられる。

編集部おすすめ