◆第108回全国高校野球奈良大会▽2回戦 高田商1―8奈良大付=7回コールド=(15日・さとやくスタジアム)
2018年以来8年ぶりの甲子園出場を目指す奈良大付が「ハマの番長」こと前DeNA監督・三浦大輔氏の母校・高田商に快勝。NPB10球団のスカウトが見守る中、新城楓雅(しんじょう・ふうが、3年)が7回コールドながら2安打で1失点完投と圧巻の投球を見せた。
初回から190センチの長身を生かした直球で高田商打線を押し込み、チャンスを与えなかった。「ブルペンでは調子が良くなかったけどいざ試合が始まったらいい感じだった」と手応えを口にした。
巨人は水野雄仁編成本部長、柳館スカウト、岸スカウトの3人態勢で視察。巨人を含め10球団が見守る中、自己最速の150キロをマークし、スカウト陣をざわつかせる場面もあった。試合後に球速を聞いた新城は「え!ほんますか」と驚きの声を挙げたが、プロ野球志望届を提出する意思を持っている。巨人の柳館スカウトは「球速があがってもコントロールが乱れていない。制球力がいい」と評価した。
打線は6回1死一、三塁から3ランを放った3番・兼平大馳(だいち)中堅手(3年)と2打点の4番で主将の辻本泰盛遊撃手(3年)が躍動。田中一訓監督は「兼平と辻本が打てば点数が入る」と絶大な信頼を寄せた。
20日の3回戦は全国屈指の強豪校・智弁学園と激突する。新城は「僕がこのチームでできることは抑えることだけ。なにがなんでも抑えていきたい」と闘志を燃やした。










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