◆サッカー北中米W杯▽準決勝 アルゼンチン2―1イングランド(15日・アトランタ競技場)

 アルゼンチンが激闘を制し、2大会連続で決勝に駒を進めた。後半アディショナルタイム2分にメッシの右足クロスをFWのLa・マルティネスが決め、劇的な決勝ゴールを挙げた。

 1982年のフォークランド紛争を契機とした歴史的因縁から、イングランドとは長い間ライバル関係にあった。だからこそ、この試合の勝利は特別だったのだろう。アルゼンチンの選手は試合後に「Las Malvinas son Argentinas(マルビナス諸島はアルゼンチンのものだ)」と書かれた横断幕を掲げた。スペイン語でフォークランド諸島を指す紛争地の名前を出し、勝利を祝福した。

 英高級紙「ザ・ガーディアン」の電子版でも、アルゼンチン代表が横断幕を掲げる姿を報じた。同メディアは紛争の内容についても言及した上で「FIFAのスタジアム行動規範では、スタジアム内での『政治的、攻撃的、または差別的な性質を持つ横断幕、旗、チラシ、衣類、その他の物品』を禁止している」と違反の可能性を指摘。「FIFAはコメントの要請に対し、すぐには回答しなかった」と報じた。

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