◆第108回全国高校野球選手権南北海道大会 ▽決勝 札幌日大5―3駒大苫小牧(21日・エスコンフィールド北海道)

 札幌日大が駒大苫小牧を下し、2年ぶり2度目となる夏の甲子園出場を決めた。

 両校無得点の3回。

2死から打線がつながった。一巡目を無安打に抑えられていた相手先発右腕・村田煌翔(3年)から1番・星野穣一郎右翼手(3年)のチーム初安打を皮切りに連打で一、三塁とすると、3番・川合黎三塁手(3年)の適時二塁打で先制に成功。その後も打線がつながり、6者連続安打で一挙4得点で試合の流れをつかんだ。1点を返された4回には、8番DH・久保友弦(3年)がソロ本塁打を放ち、先発全員安打。駒大苫小牧投手陣を攻略した。

 先発の右腕・石川瑛二朗(3年)は、前半の5回を2失点と冷静な試合運びを見せた。19日の準決勝・北海道栄戦では120球完投。影響が心配されたが、8回無死満塁でマウンドを2年生左腕・前田泰佑に継投するまで、力投でチームを鼓舞した。前田も苦しい場面を1失点で切り抜け、最終回も逃げ切った。

試合後、森本琢朗監督は「この景色を見るために選手たちとがんばってきた」と笑顔。2年ぶりの甲子園へ「一戦一戦、札幌日大高校の野球をやって、今度は校歌を歌いたい」と前回果たせなかった聖地1勝への思いを明かした。

 エスコンフィールドと同じ北広島市にある同校は1987年創立で、野球部も同年創部。

2002年のセンバツで甲子園に初出場した。以降、21年には春季北海道大会を制するも、甲子園につながる秋、夏の道大会は計5度決勝に進出しながら準優勝。24年、夏4度目の決勝進出で初めて悲願の甲子園出場を決めたが、初戦で京都国際に敗れた。この年を含め3年連続で決勝に進出、この日、2度目の頂点に立った。

 これまでにオリックス・高谷舟、窪田洋祐を輩出した強豪、札幌日大。再び全国の舞台で、その名をとどろかせる。

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