パ・リーグ 日本ハム4×―3楽天(25日・エスコンフィールド)

 日本ハムは25日、楽天戦(エスコン)で終盤に2度追いつく粘りを見せ、今季3度目のサヨナラ勝ち。連勝で貯金を「11」とした。

「7番・中堅」でスタメン出場した細川凌平内野手(24)は、終盤の2得点に絡むなど2打数1安打2四球と3出塁。7回には三塁走者として、奈良間の中犠飛で本塁を陥れる好走塁も見せ、その活躍を新庄剛志監督(54)も高く評価した。

 打球が抜けたことを確認すると、細川は軽快にサヨナラのホームを駆け抜けた。同点で迎えた9回、先頭で四球を選ぶと田宮の犠打で1死二塁。奈良間のサヨナラ打で生還した。2打数1安打2四球で3出塁し、2得点の活躍に「とにかく出塁すること。それだけを考えて打席に立っていました」とうなずいた。

 足でも存在感を示した。1点を追う7回、先頭で打席に入ると中越え二塁打で出塁。1死三塁から、ほぼ定位置の中飛でスタートを切った。強肩・辰己のバックホームがやや三塁側にそれると、わずかにふくらみタッチをかわし左手でホームを払った。「キャッチャーの動きを見て、いい判断ができた」と胸を張った。

 一つのことを徹底し、結果につなげている。「ボール球を振らずに、ストライクを打つことが打席の中で体現できている」。この日、ボール球を振ったのは1球だけ。打席が終わるとメモを取り、試合が終わると振り返る。「1打席1打席大切に、自分がやりたいことをやっていくだけ」。3試合連続のスタメン出場で、3試合連続安打&四球と結果につなげている。

 新庄監督も「このままこの調子でいけばね、レギュラー取れる可能性もあります。練習もすごくいい取り組み方をしてるんで」と高く評価した。「自分にとってはチャンスだと思いますし、優勝に向けてみんな必死にやってるんで、自分もがむしゃらにやっていくしかない」と細川。球宴前は残り1試合。チームとしても個人としても、最高の形で前半戦を締めくくる。(山口 泰史)

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