◆第108回全国高校野球選手権大阪大会▽準々決勝 履正社7-1近大付=延長10回タイブレーク=(24日・GOSANDO南港)

 2019年夏の甲子園覇者で春の府大会を制した履正社が、近大付に延長タイブレークで競り勝ち、ベスト4に進んだ。

 センバツ王者の大阪桐蔭が4回戦で敗退するなど、波乱含みの大阪大会。

春の府大会を制した履正社が意地を見せた。

 初回に1点を先制すると、酷暑の中で先発のエース右腕・木村颯が快投。7回までわずか1安打、11奪三振で1点のリードを保った。しかし8回、連続四死球からピンチを招き、同点打を献上。9回先頭に3安打目を許したところで左腕の上山篤慶へ継投。無死一、二塁のピンチを抑えて延長タイブレークに突入した。

 勝負強さを見せたのは10回表。無死満塁から4番の辻竜乃介が走者一掃の右越え三塁打。3点を勝ち越すと、後続も続いてこの回一挙6点を挙げて試合を決めた。

 今夏、近畿各地では大阪桐蔭だけでなく、センバツ準優勝の智弁学園(奈良)、春の近畿王者・報徳学園(兵庫)など、本命視されたチームが続々と敗退。その中で、春の大阪大会を制した履正社がしぶとく準決勝へと歩を進めた。

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