全国高校総体サッカー準決勝が31日、福島・Jヴィレッジスタジアムで行われた。震度7の大地震で被害を受けた熊本の代表・大津が静岡学園と対戦。

スタンドには「ガンバロウ熊本」と書かれた長さ5・4メートルの横断幕が掲げられ、大津イレブンを励ました。

 作成したのは福島市にある福島成蹊高のサッカー部だ。コーチの松本岬耀(みさき)さん(28)は白河市の出身で、15年前の東日本大震災を経験。「いろんな方が手を差し伸べてくれました」と感謝を込めて振り返る。

 10年前に熊本が被災したときは「まだ高校生で何もできなかった」が、今回は「気持ちを届けたい」とすぐに動いた。部員たちと話し合い、ホームセンターで材料を買って作った。

 大津は0―1で敗れて3位に終わったが、約80人の部員と観戦した松本コーチは「いいサッカーでした。勉強になりました」。高校生年代最高峰のプレミアリーグで戦う、イレブンのプレーに感激していた。

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