◆CBC賞追い切り(5日・栗東トレセン)

 サマースプリントシリーズ第4戦、第62回CBC賞・G3(9日、中京)で重賞初制覇を目指すディアナザールは、栗東・CWコースで余力十分の動きで終えた。

 着実に上昇カーブを描いている。

ディアナザールは団野(レースは川田)を背に、栗東・CWコースでタガノエルピーダ(5歳オープン)を1馬身半追走。僚馬の後ろで折り合いつつ、軽快なリズムを刻んで直線へ向いた。手応えに余力はあったが、決して無理はしない。首差遅れたが、6ハロン83秒5―11秒6をマークした。

 斉藤崇調教師は「先週が良かったので、今週も同じような形で。動き自体はいいところでキープできているし、本当にいい状態で競馬まで行けるんじゃないかな」と納得の表情。前進気勢が強くなるため、併せ馬で馬の後ろに入れる形を取ることは少ないが、今回は2週連続でしっかり我慢が利いた。派手な動きではないが、操縦性の面で確かな成長がうかがえる。

 名門牝系の血が覚醒する。祖母ドナブリーニは05年英2歳女王。母ドナウブルーは重賞2勝を挙げた。12年の牝馬3冠など、G1・7勝を挙げた名牝ジェンティルドンナは叔母にあたる。

条件戦を3連勝しオープン入り。前走の鞍馬Sでは、初の1200メートル戦ながらコースレコード決着に対応して3着と高い能力を示した。「何とか重賞を勝って、次の舞台にと思っている」と期待も大きい。

 「この馬に合いそうな舞台でもあるので、すごく楽しみ。ここできっちり結果を出したい」とトレーナー。夏の尾張で、秘める素質が花開く。(山本 理貴)

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