卓球◇WTTチャンピオンズ横浜 第1日(4日、横浜BUNTAI)

 男子シングルス1回戦を行い、24年パリ五輪代表で世界ランク24位の篠塚大登(東都観光バス)は、同23位の宇田幸矢(協和キリン)を3―2で破り日本人対決を制して、2回戦に進出した。

 第1セット(S)の序盤からお互い譲らず激しい攻防が続いたが、徐々にペースを握った宇田にこのセットを11―9で奪われたが、第2Sは序盤から篠塚がペースを握り、リズム良く攻めたて長いラリーも制するなどして、11―5でこのセットをとって五分に持ちこんだ。

 第3Sは先に主導権を握られたが中盤で逆転し、王手。第4Sは奪われ、逆王手をかけられたものの、運命の第5Sは、スタートから4連続ポイント。相手の驚異の粘りで7―7の同点になったが、最後は篠塚のフォアが決まり11―9で勝利した。

 7月25日のWTTスターコンテンダーサン・ジョゼ・ドス・カンポス(ブラジル)3回戦でも直接対決し、0―3で敗れていたが、日本の舞台で雪辱を晴らした。「宇田選手とは何度も戦ってきて、今日勝つなら最後まで攻めきるしかなと思っていた。攻めることが止めなかったことが今日の勝因だと思う」と振り返った。

 篠塚は昨夏からドイツ1部(ブンデスリーガ)に初参戦。グリュンヴェッターズバッハの一員として主にエースで起用され、シングルスで14勝10敗と存在感を見せつけた。7月のUSスマッシュでは自身初となるグランドスマッシュでベスト8に進出するなど、さらなる成長の跡を示している。

 3回戦は世界ランク33位のジェラルド(ポルトガル)と対戦。日本人対決を制し、勢いに乗っていく。

 ◆WTTチャンピオンズ横浜 WTT(国際大会の子会社)が運営する世界ツアーで、格付けはグランドスマッシュ、ファイナルズに次ぐ3番目。

男女シングルスが行われ、世界ランク上位30人と開催国1、WTT指名の1人ずつの男女各32人のみが参加。日本開催は昨年に続き2回目となり、横浜BUNTAIで4~9日まで。賞金総額は50万米ドル(約8000万円)、優勝賞金は4万米ドル(約640万円)。日本勢は男子で昨年大会王者の張本智ら男女各5選手が出場予定。

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