大相撲の夏巡業は29日、埼玉・草加市のエネクルスポーツアリーナSOKAで行われた。

 大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は基礎運動で汗を流した。

今月2日に始まり、残り1日となった今巡業ではここまで相撲を取る稽古を行っていないが「体の状態を見ながら、やるべきことをしっかりやっている。土俵に上がれるに越したことはないが、上がれなくてもできることはある。逆に基礎をきちんと戻す時期だと思っている」と意図を語った。

 看板力士として、巡業の盛り上げにも一役買った。関取衆による申し合い稽古前には草加市出身の幕下・峰刃(錣山)に声をかけ、ぶつかり稽古で何度も胸を出した。「(峰刃が)応援してもらえる場所だったので、名前を覚えてもらえれば」と気遣いを見せ、朝稽古後のちびっこ相撲でも土俵に上がって沸かせた。

 先場所は8勝7敗でカド番を脱出した。心機一転となる秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)を見据え「しっかり気を引き締めて、準備してやっていくだけ」と冷静に語った。

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