バレーボール ▽女子アジア選手権準決勝 日本ータイ(29日、中国・天津)

 優勝で2028年ロサンゼルス五輪出場権を獲得するアジア選手権の準決勝、世界ランク17位のタイとの一戦に挑んだ同6位の日本女子は第1セットを21-25で落とし、先制された。1次リーグ3試合、準々決勝と4戦連続で3-0のストレート勝ちで上がってきた日本は初めて失セットを喫した。

最後は佐藤淑乃のスパイクがネットにかかった。

 得点源のOH・和田由紀子(ブストアルシツィオ)に対し、タイは2枚ブロックの鉄壁守備を展開。サーブで攻められ、ラリーでは競り負けて、得点を次々と決められた。日本はたびたびタイムアウトを取り、15ー21の場面でセッターを関菜々巳からチーム最年長35歳の栄絵里香(SAGA久光)に変更。流れを変えようとしたが止めきれなかった。

 第1セットの先発は主将の石川真佑(エジザジュバシュ)、対角に佐藤淑乃(ミラノ)、セッター・関菜々巳、対角に得点源の和田由紀子(ともにブストアルシツィオ)、ミドルブロッカーは島村春世(群馬)、山田二千華(NEC川崎)、リベロは福留慧美(姫路)が入った。

 タイは前回23年大会を含む3度優勝の強敵。世界ランク17位で、同7位の中国とともに警戒する難敵だ。サーブで攻め、堅い守備を駆使してラリーで負けない粘りが強みで、主将の石川は「日本に似たスタイルで、サーブで攻めてくる」と覚悟し準決勝に挑んだ。

 エース格のアチャラポーン・コンヨットは昨季まで日本の大同生命SVリーグのA山形、長身186センチのミドルブロッカー・タットダオ・ヌクジャンはPFUで活躍。コンヨットは23~24年から2季はNEC川崎で佐藤、山田らとチームメート。日本をよく知る主力にも要注意だ。

対戦成績は日本の通算53勝9敗。

◇バレーボール女子アジア選手権日本代表◇

No.位置 選手名 年齢 所属

1 OH 和田由紀子 24 ブストアルシツィオ

3 MB 島村春世 34 群馬

4 OH ※石川真佑 26 エジザジュバシュ

5 OH 佐藤淑乃 24 ミラノ

6 S  関菜々巳 27 ブストアルシツィオ

7 S  栄絵里香 35 SAGA久光

8 L 小島満菜美 31 ソルトレーク

11 MB 山田二千華 26 NEC川崎

12 L 福留慧美 28 姫路

13 MB 山口真季 27 KUROBE

15 MB 宮部藍梨 28 ミネソタ

16 OH 鴫原ひなた 25 A愛知

22 OH 北窓絢音 22 SAGA久光

26 OH 秋本美空 20 ブストアルシツィオ

【注】No.は背番号で位置はOH=アウトサイドヒッター、

MB=ミドルブロッカー、L=リベロ、S=セッター。

※は主将

 ◇バレーボール女子のロサンゼルス五輪への道 開催国の米国を含めて12チームが出場。日本は大陸予選を兼ねたアジア選手権(中国・天津)で優勝すれば、最短で出場権を獲得する。それ以外にも来年行われるW杯で有資格国を除いた上位3チームに付与され、残りの3チームは28年ネーションズリーグの1次リーグ終了時点での世界ランク上位が獲得する。

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