◆北海道マラソン(30日、大通西4丁目・札幌駅前通発着=42・195キロ)

 定刻の午前8時30分にスタート。夏マラソンの北海道では男子は2時間12分以内の日本人3位以内、女子は2時間32分以内の日本人3位以内の選手がMGC(28年ロス五輪マラソン日本代表選考会、27年10月3日、名古屋)の出場権を獲得する。

 ペースメーカーの栃木渡(31)=ひらまつ病院=、秋吉拓真(23)=MABP=らが引っ張る男子は最初の5キロを15分29秒で通過。今回、男子のペースメーカーは1キロ3分5~6秒(5キロ15分25~30秒)で引っ張る予定。ゴールタイムは1キロ3分5秒ペースで2時間10分6秒、1キロ3分6秒ペースで2時間10分48秒になる。

 初挑戦の大阪マラソン(2月)で超積極的な走りを見せた吉田響(24)=サンベルクス=は、大阪と同様に顔を含めて体全体にシールを貼り付けてスタートした。

 吉田響は約半年前に大阪で初マラソンに挑戦。7・8キロでペースメーカーを置き去りにして独走すると、中間点を1時間1分54秒、30キロを1時間28分7秒で通過した。30キロの日本記録は松宮隆行が2005年にマークした1時間28分0秒。吉田響はマラソンの通過ながら、30キロの日本記録と同等のタイムで走破した。35キロ以降に失速し、2時間9分35秒で34位に終わったが、積極果敢な走りと顔を含めて全身に貼り付けたテープなどで成績以上のインパクトを残した。

 2度目となる北海道マラソンに向けて、レース前日の29日に「今度はペースメーカーを追い抜かないようにします」ときっぱり。唯一無二の超個性派ランナーは、普通のマラソンランナーであれば当たり前の戦略を表情を引き締めて語った。その宣言通りに序盤は集団の中でレースを進めている。

 マラソン日本歴代3位(2時間19分24秒)で1万メートル日本記録(30分20秒44)の新谷仁美(38)=積水化学=、1万メートル日本歴代3位(30分45秒21)でマラソン初挑戦の不破聖衣来(23)=三井住友海上=らが出場している女子の先頭は17分28秒で通過した。

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