◇ラグビー 「リポビタンD チャレンジカップ2026」日本57―12カナダ(5日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 世界ランク12位の日本代表は、同24位のカナダ代表に57―12で白星。今季最多得点で5戦ぶりの勝利を飾ったエディー・ジャパンだが、主将のSH斎藤直人(東京SG)は「自分たちの思うスタンダードには、達していなかった」と反省を口にした。

 計9トライを挙げる圧勝。それでも斎藤は試合後「快勝だとは、僕自身思っていない」とした。前半5分の先制トライまでに、パスミスやボールを前に落とす反則などで得点機を逸した。ゲインを切ってもその選手が孤立し、相手にスチールされる場面も。一度もリードを渡すこと無く終えた試合だったが、ジョーンズ・ヘッドコーチは「序盤に楽に点を取れてしまい、楽になると思う所で隙ができた」。後半もあわやインターセプトされるようなパスを放るなど、80分を通して精彩を欠いた。

 HCや選手によれば、日本は12日のパシフィックネーションズカップの初戦、米国戦を見据え、練習の強度が高いままカナダ戦に臨んでいたという。高負荷の中の試合を課した指揮官は「フィットネスの向上を図らないといけなかった。あえて意図的に、こういう形で試合に入ることを考えていた」と、プレーの精度が落ちた要因の一端を明かした。この夏から司令塔を務める、明大4年のSO伊藤龍之介にも言及。「いい教訓になった」と、格下相手に対するゲームメークについて課題を語った。

 この日はラインアウトからのモールで3トライを挙げるなどFW陣が奮闘。

一方、斎藤が「BKに問題があるかな」と語ったように、取り損ねた得点も多かった。「若いチームにとってはいい経験になった」とジョーンズHC。パシフィックネーションカップでは、27年W杯でも対戦するアメリカをホームに迎える。(大谷 翔太)

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