◆テニス ▽全米オープン第4日(2日、米国・ニューヨーク)

 【ニューヨーク2日=吉松忠弘】4大大会初勝利を挙げた世界ランキング157位で、20歳の坂本怜(IMG)が2回戦で敗れた。第11シードで世界12位のフランシス・ティアフォー(米国)に3-6、6-7、5-7で敗れ、2021年の錦織圭以来の日本男子3回戦進出はならなかった。

 1回戦とは別人のように、動きが鈍く、反応が悪かった。センターコートに次ぐ規模のコートで、相手は地元の選手。声援は相手一辺倒で、「雰囲気にのまれた。でっかいスタジアムで、ぱんぱんに人が詰まってる中でやるのもなかなかない」。

 1回戦で38本のエースを奪ったサービスも、大事な場面で、ことごとく第1サーブが入らず。リターンも、返球精度が悪く、チャンスをものにできなかった。「一歩、引いてしまった。自分が試合を引っ張るのではなくて、相手に引っ張られている(感じ)」

 しかし、全豪に続いて、本戦で1回勝つより難しいと言われる予選3試合を勝ち抜いた。予選決勝では、錦織圭の4大大会最後の相手となり、本戦1回戦では2日がかりのフルセットを勝ち上がった。確実に歩を前に進める20歳は、「めちゃくちゃいい経験になった。成長につなげられる経験したんじゃないかと思う」と、敗退をも成長につなげる。

編集部おすすめ