TCK特別区競馬組合(大井競馬場)は3日、23年の南関東3冠馬、ミックファイア(牡6歳、大井・渡辺和雄厩舎、父シニスターミニスター)の引退を発表した。同馬は当時S1だった羽田盃、東京ダービーを、ともに6馬身差で圧勝。

地方競馬代表として参戦したジャパンダートダービーでは並み居るJRA馬を撃破し、2001年のトーシンブリザード(船橋)以来となる無敗での南関東クラシック3冠制覇を成し遂げた。

 古馬となってからは勝利にこそ恵まれなかったが、JRAのフェブラリーSで7着、マイルチャンピオンシップ南部杯で4着など全国区で活躍。今年7月のサンタアニタトロフィー(12着)がラストランとなった。

 引退式は10月7日に大井競馬場で行われる予定で、北海道新ひだか町のレックススタッドで種馬馬としての第2の馬生を送る。

 渡辺和雄調教師「セリで出会ってから引退まで、ドラマのような時間でアッという間でした。3冠レースのすべてが思い出です。柔らかい上質な筋肉と高い心肺機能を持っていて、その持続力とスピードも素晴らしかった。引退は寂しくもありますが、笑顔で送り出したいですね。そして、ミックの子供たちに会う日を楽しみにしています」

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