プロ野球ファーム・リーグ、ハヤテの池谷蒼大投手(27)が3日、静岡市清水区のちゅ~るスタジアム清水で会見を開き、今季限りで現役を引退することを発表した。

 池谷は静岡・浜松市出身の本格派左腕。

積志中から静岡高に進み、3年時の17年春のセンバツに出場。卒業後は社会人野球のヤマハでプレーし、20年ドラフト5位でDeNA入り。22年に1勝を挙げた。しかし23年オフに戦力外通告を受け、24年からハヤテでプレーしていた。

 年齢的にNPB12球団に復帰することは厳しいと判断して引退を決めたが、「静岡の野球を盛り上げたいと思い、投げ続けた。地元で温かい声援をいただき、幸せ者だと思います」と穏やかな表情で振り返った。

 心に残っている試合として、静高時代のセンバツ2回戦を挙げた。相手は強豪・大阪桐蔭で「気負い過ぎて」立ち上がりに6失点。それでも仲間が直後に6点を取り返してくれたことで復活。2回以降は無失点の好投を見せた。8―6の8回に逆転を許し、結局8―11で敗れたが、「自分らしいピッチングができました」。

 今季はここまで54試合に登板して2勝2敗1セーブ。

26日のホーム・西武戦が引退試合になり、「ファンにストレートを見ていただきたい」と意気込んだ。

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