◆米大リーグ ドジャース6―8カージナルス=延長10回=(2日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が2日(日本時間3日)、本拠地・カージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。2四死球1盗塁も4打数無安打4三振に終わり、ド軍移籍後ワーストを更新する60打席ノーアーチとなった。

 試合後、ロバーツ監督は「明日、彼と話をするつもりだ。そして(トレーナーの)トーマスとも話をして、彼がフィジカル的に今どういう状態なのかを確認したい。というのも、私も(大谷の)腕が震えているのを見たし、痛そうに顔をしかめるところも見た。そして明らかにスイングが彼本来のものではない。何らかの形で体をかばっているんだと思う。彼と話をして、出場可能なのかどうかを決めるつもりだ」と3日(同4日)の欠場を検討することを明かした。

 「(腕の問題は)筋肉系のものだ。そういうものなら1日か2日休めば改善する可能性はある。でも、下半身(膝)の問題については1日や2日休んだからといって、必ずしも良くなるとは限らない」としたが、「(負傷者リスト入りは)かなり可能性は低いと思う。ただ、彼と話をして、どの程度のものなのかを確認した上で私たちで決める」と説明。「彼は絶対に休みたくない。私が彼の気持ちを代弁するなら、彼は出場してラインアップに入る必要があると感じているんだと思う。

でも、もし実際に今夜見えたような状態であれば、それでは誰の助けにもならない」と言い切った。

 今季の大谷は4月12~26日(同13~27日)にかけて59打席本塁打がなかったが、当時を上回った。左膝、右上腕二頭筋の状態が思わしくなく、打者専念となっているが、打撃にも悪影響が出ていることは明らかだ。

 初回先頭の第1打席は初対戦の新人左腕マウツから四球、2回先頭の第2打席は右肘の防具をかすめる死球を受けた大谷。6試合ぶりの二盗を決めて今季11盗塁としたが、4回先頭の第3打席は右腕グラセフォから見逃しの3球三振、6回先頭の第4打席は右腕ソリアーノから空振り三振、7回1死一、二塁の第5打席は右腕スタニクから空振りの3球三振に倒れていた。本来の姿ではあり得ない力のないスイングに球場がどよめく場面もあった。延長10回無死三塁では守護神オブライエンから空振り三振だった。

 大谷は8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦の第3打席以降、49打数6安打の打率1割2分2厘、19三振、11四死球と本来の姿とは程遠く、打点も「0」と深刻な打撃不振が続いている。チームも今季延長戦初黒星で2連敗となった。

編集部おすすめ