◆テニス ▽全米オープン第5日(3日、米国・ニューヨーク)

 【ニューヨーク3日=吉松忠弘】女子1回戦で、4大大会自身初勝利上げた世界ランキング144位の坂詰姫野(橋本総業)が3時間1分の大接戦で惜敗した。同40位のクリスティナ・ブクサ(スペイン)に6-7、7-6、6-7のフルセットで敗れ、大坂なおみ以外の日本女子として、2017年奈良くるみ以来の3回戦進出を逃した。

 一進一退の攻防で、わずかの差だった。獲得ポイントは相手の127に対し、坂詰は129。2ポイント勝っていたが、勝敗では敗れた。「まだまだ余裕がなかった。大事なポイントの取り方、サーブ、リターンの精度で差が出た」。

 坂詰は、激しい気迫で、今年、ツアー初優勝を遂げた相手に立ち向かった。セットをともにタイブレイクでわけ、最終セットは3-5から5オールに追いついた。

 流れは坂詰にあった。しかし、6オールから10点先取のタイブレイクで、3オールから、坂詰のストロークにミスが続いた。「(相手の)最後のギアの上げ方は見事だった。私はトップギアで入っていた(ので上げられなかった)」。3度目のマッチポイントで、相手にバックのボレーを決められると、力尽きた。

 もし勝っていれば、大坂なおみ以外の日本女子が4大大会で3回戦に進むのは、2017年全米での奈良くるみ以来だった。

編集部おすすめ