26日にプロボクシングIBF世界ライトフライ級タイトルに初挑戦する駿河男児ジムのマーク・ビセレス(30)が10日、静岡県富士市の同ジムで練習を公開。「世界チャンピオンになることが夢だった。

人生で一度歩かないかのチャンス。全力を尽くして勝ちたい」と、会見で意気込みを語った。

 ビセレスはフィリピン出身。アマボクサーだった父・リッキーさんの指導を8歳から受け、21歳でプロデビュー。WBAアジアライトフライ級タイトルなどを獲得したが、28歳のときにIBF世界ライトフライ級挑戦者決定戦で負傷判定負け。その後、トレーナーとして来日も、昨年5月に駿河男児ジムの所属選手として復帰した。そして今年4月に東洋太平洋タイトルを獲得し、世界王者へのチャンスをつかんだ。戦績は24戦21勝(11KO)2敗1分け。

 この日はシャドー、ミット打ちなどに加えて、バンタム級の選手とスパーリングを3ラウンド。速いワン・ツーや4連打などを見せ、「コンディションは今までで一番いい」と自信をのぞかせた。

 対戦する王者のタノンサック・シムシー(26、タイ/グリーンツダ)は41戦40勝(35KO)1敗という強打者。中野裕司トレーナーは「スタミナがあり気持ちも強い。

でも穴がないわけじゃないと思う。勝つ準備はできている」とうなずいた。ビセレスについては「言ったことがすぐできる、器用な選手。成長度がすごい。初めてミットを持ったときに、世界王者になれる選手だと思いました」と期待した。

編集部おすすめ